CASES

展示の充実、体験学習の活性化へ

青森県立郷土館 様

業種

公務

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課題

貸し出し資料の代替品が少なかった

ご担当者様

学芸課

考古担当 様

導入する前までの課題

導入する前までの課題

貸し出し資料の代替品が少なかった

  • 触れる展示資料が少なかった
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選んだ理由

選んだ理由

非接触での復元が可能

  • 脆弱な資料に直接触らなくても3Dスキャナでデータ化が可能
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導入後の成果・効果

導入後の
成果・効果

展示の充実、体験学習の活性化につながった

  • 生涯学習への活用
  • データ化による資料内部構造の視覚化
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導入前の課題

貸し出し資料の代替品が少なかった

課題は2つ。
①当館の常設展示資料の中には、他館での展示に頻繁に貸し出しされる資料があり、その代替品が少なかった。
②近年、体験型展示として触れるレプリカを展示している博物館があります。当館の体験コーナーを充実させるため、製作したいと考えていました。

【重要文化財】亀ヶ岡遺跡 遮光器土偶 レプリカ

【重要文化財】 亀ヶ岡遺跡 遮光器土偶 レプリカ

選んだ理由

非接触での復元が可能

これまでのレプリカ製作は、実物資料を膜(錫箔など)で覆ってから型取りをし、その型に石膏を入れて造形するのが主流でした。これは実物に接触するので、脆弱な資料や指定文化財には難しいです。資料に直接触らずにレプリカを作る方法があればと思っていました。非接触による3Dスキャナーでの計測と3Dプリンタを使った造形は 、これまでの課題を解消できる方法のひとつです。

尾上山遺跡 クマ形土製品(風韻堂コレクション)

尾上山遺跡 クマ形土製品(風韻堂コレクション) レプリカ

導入後の成果・効果

展示の充実、体験学習の活性化につながった

貸出資料の替わりに高精度のレプリカを展示することで、来館者へのサービス向上に結びつきました。触れるレプリカが増えたことは体験学習の活性化につながっています。来館者や学校への出前授業や移動博物館で実際に触り見て観察することで、考古資料を身近に感じ、知ってもらうことに役立っています。

【重要文化財】大石平遺跡 手形・足型付土製品

【重要文化財】大石平遺跡 手形・足形付土製品 レプリカ

ご担当者様のコメント

学芸担当 様

とても良いものができました。

青森県立郷土館 考古担当 様

アピールさんで考古資料のレプリカを作ったのは郷土館が最初と聞いています。これまで十数点作ってもらっています。

社会に対して何か付加価値のあるものを作っていく

ビジネスチャンスの広がりと人材育成への期待